胆石の食事療法

胆石は食事だけでは完治しません。
このページは「いかにして疝痛発作を防いだのか」が主なテーマになります。

脂っこい食事をした数時間後に襲い掛かってくる疝痛発作。
胆石症が発覚してから手術までの間、まさに食事は己の身体を駆使した「実験」でした。

まず、最初に自覚したのは夜中に救急病院に行った際の夕食、
「スペイン風オムレツ」でした。
レシピ通りに作れば、卵4つにオリーブオイル半カップという、手術を終えた今なら考えられない材料です。
「スペイン人も同じ人間。食べてるんだから大丈夫」という考えでいたんですけども
夜中にみぞおち、そして背中が締め付けられるような激痛・・・・

この時はまだ「胃痛」と思い込んでいて、胃が荒れたのだろうとしか思ってませんでした。
病院でもエコー検査はせず、痛み止めの薬(今思えばブスコパンでした)をもらって帰宅。

次回、痛くなった時は背脂いりのチャーシュー麺。
この時もみぞおちの痛みと背中の痛みがじんわりと来ました。

で、「背中が痛いのはおかしいぞ」と思い、改めて外来診察に行った時に胆石の疑惑が判明。
この時に先生に「脂っこいものは食べないほうがいいです」と言われたのです。

さて、ここからが食事内容の改善です。

とりあえず脂肪分を限りなく少なくしないと、胆嚢が動くので肉類を鶏胸肉に限定しました。
鳥の胸肉を茹でて食べる棒々鶏という料理を食べたのですが
ゴマダレに脂が入ってたようで、この日も鈍痛。

それでは魚だ、という事でほっけの塩焼きをチョイス。これはセーフでした。
翌日、イワシの煮物を食べたら鈍痛が来ました。
後日、先生に聞いてみたら「いやいや、どっちもダメでしょう」と言われました(笑)
脂分が多い魚、マグロ、サバ、ハマチなどなど「脂がのってる」といわれる魚も怖くなりました。

次に目をつけたのが貝類。
あさりの味噌汁、そしてしじみの味噌汁はセーフ。
回転寿司で食べたほたてや赤貝もセーフでした。
これで、動物性タンパクを摂るには貝類にすれば大丈夫と気づきました。

じゃあ植物性タンパクという事で豆類。
これは豆腐、そして納豆をよく食べました。もちろん痛みは来ませんでした。

この身体を使っていろいろな「実験」をした結果、たどり着いたのは

  • ごはん(茶碗1杯)
  • あさりの味噌汁
  • 冷奴
  • モヤシの茹でたもの(ポン酢)

これを毎食の基本として、手術までの一ヶ月を過ごしました。
あれだけ大好きだった牛丼やラーメンをまったく食べず、外食といえばうどんのみ。
回転寿司のチェーン店でうどんとお寿司2皿(貝類)で400円弱というのもよく利用しました。
この食事内容だと痛みはまったく来ませんでした。
そして、なんと8kgものダイエットにも成功。
もともとメタボ気味だと健康診断で言われていたので、これはうれしい誤算でした。
まったく脂をとらない食事も実はあんまり身体によくないのですけども
あの痛みを避けるには仕方なかったとおもいます。

他にも助けられたメニューをピックアップしておきます。

きんぴらごぼうや筑前煮は最初に油で炒めるせいか、鈍痛がありました。
上記のメニューはレシピに一切油を使いませんので安心です。

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