• 2014.4.8
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入院3日目:手術翌日

眠ったり起きたりしながら夜を過ごしていたら、いつの間にか外は明るくなってた。
しかし背中の痛みがハンパじゃない。

9時。
執刀した先生が回診に来た。
熱も出ていないし、黄疸も出てないのでこれなら明日に退院できますよ、との事。
腹の傷に挿してあったガーゼを抜く時、ものすごく気持ち悪い感触だった。

10時。
点滴、そして尿道カテーテル、血栓防止の靴下、機械などをすべて取り外す。
友人からさんざん脅かされていた尿道カテーテルを抜く時の痛みはそうでもなかった。
後にはじめてトイレに行った時にそれを思い知る事になるんだが・・・・・

手術以来、24時間ぶりに起き上がる事になるんだけども
ここまで傷口が痛い、とは思わなかった・・・
もちろんまっすぐは立てない。お腹の4箇所の傷が痛いのである。
前屈み、そして足をスリスリさせながらゆっくりゆっくりと自分の病室に帰った。

ここで飲み物が解禁。
ペットボトルの水をごくごくと飲んだ。

ベッドに寝転ぼうと思っても、背中に電気が走ったような激痛が走って
とてもじゃないがまっすぐ身体を伸ばせない。
リクライニングを20度ぐらいに起こして、それプラス背中にクッションを挟んで寝転んだ。

12時。
手術以来の食事。

  • 三分がゆ
  • ハヤシライスのルーのみ(おそらく他はご飯だったのだろう。)
  • バナナ 1本
  • サラダ

もちろん完食しました。
ハヤシライスみたいな洋食は、胆石発覚から手術まで食べなかったので
たとえルーだけでも感激だったなあ・・・・

13時。
便意が来たのでトイレへ。
小便を出そうとしたら、襲い来る激痛・・・・・!
思わず「うがっ・・」と声が出て、おしっこを自分で止めてしまった。
再度、出そうとしたらまた激痛・・・・!これは今思い出しても痛かった。
「こ、これから毎回こんな痛みと闘わなきゃならんのか・・・・」と思ったほど。
大便の方はなんの問題もなく出た。

これでガスが出た、という事なので内蔵機能はOKだという事。
ここでようやく手術終わったんだな、という実感があったのを覚えている。

訓練と自ら称して、病棟の廊下を歩き回る。
なんとなくここで寝てしまったらまずいような気がしたのである。
休憩室を起点に、歩いては戻り歩いては戻りとこの日の午後は夕食まで過ごした。
看護師さん達曰く「手術翌日にしてはけっこう動けている」との事。

15時。
看護師さんがきて「レントゲンを撮りに行って下さい」との事。
この病棟からレントゲン室まではけっこう遠いのだけれど、頑張って歩いて行った。
その帰り、売店横の自動販売機で缶コーヒーを買う。
めちゃめちゃおいしかった。

17時。
妻と娘が来た。
2歳半の娘はこの日の事をいまだによく覚えており
「おとーしゃん、おなかいたいいたい!」と言った後、「でも、もう治ったよ」と言ってあげると
この日に自分が着てたネコのプリントのTシャツを指す「にゃー!」というアクションをします(笑)

18時。
夕食を食べに食堂へ。

  • 焼き魚
  • ごはん
  • みそしる
  • 煮物

焼き魚・・・!こんなのももう食べていいんだなあ、と感慨深かった。
しかし量が多くて、煮物は残してしまった。
昼も多かったので、まだそんなにお腹が空いていなかったのもある。

寝転んだら背中に痛みが走るのは相変わらずなので
あまりベッドにいたくなかった。なので病院内をウロウロしていました。
それこそ探検の様に、あちこちの階段を上ったり下りたり、売店の前のソファーに座ってコーヒー飲んだりスマホいじったり。

この頃になると背中に走る痛みが肩にまで上がってきていた。
傷口よりもこっちの方が痛い。

結局、この日はベッドに戻っては痛くて、起き上がって歩行訓練。
これを夜中3時頃まで繰り返していた。

どうしても、明日に退院したかったからだ。

摘出された胆石はこちら。

摘出された胆石

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